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【想い:その1】そろそろカーボンニュートラルって言葉、覚えてもらえました?

 突然ですが、みなさん!ネコはお好きですか?
 いいですよね!もふもふ。お家に帰ったらネコが待ってくれている、夢のような暮らしですよね。
 さて今回は、最近ご家庭にネコちゃんをお迎えしたのに、海外赴任になってしまったカーボンニュートラル推進室の木山室長(取材当時)が語ります。

考えていたネコちゃんの名前「ラテ」は娘さんに却下され、「おもち」ちゃんになりました

 このマガジンでは、当局職員が日常のできごとも交えながら、担当する施策「推し策」(オシサク)へのアツい想いを語ります。
 国家公務員と聞くと縁遠い存在と思われるかもしれませんが、少しでも職員を身近に感じてもらえればうれしいです。


1.今更ですけど、カーボンニュートラル(CN)のこと、教えてください

――― 言葉の認知度は上がっている気がしますが、「説明して?」と言われれると・・

 なかなか難しいですよね?(笑) 聞いたことがあるけども、考えてみると縁遠いことば・・と感じられるかもしれません。
 カーボンニュートラルは、ざっくりいうと「CO₂などの温室効果ガスの排出を減らしつつ、ガスを吸収する木を育てるなどの方法を一緒に行ってプラスマイナスをゼロにしよう」という取組です。

この図を見れば、カーボンニュートラルが分かった気になれます

2.CNができると、なにかいいことあるんですか?

――― カーボンニュートラル、やっぱりやってみた方がいいですよね!でも、自分の身近な'いいこと'がないとやる気がでなくて・・

 みなさんにとってわかりやすい'いいこと'ですよね。カーボンニュートラル施策の中に「カーボンニュートラル投資促進税制」があり、CO₂排出量を減らしていただくことで減税が受けることができるといういいことがあります。
 もう少し詳しくお話しすると、自社の取組状況を”見える化”し、その目標に沿って、CO₂排出量を減らすための新しい設備を導入したり、製造工程や原価管理を見直してもらったりするときにかかった費用の税金が優遇される、ということです。

ほかにもいろいろオトクです。カーボンニュートラル。

3.取引先から「CNやってる?」って聞かれたけど、なにから始めたらいいか・・・

―――「排出量を年○%削減するように」って急に言われたり、ヨーロッパの取引先からも頻繁に「CNに取り組んでいるか」と聞かれて、なにから初めたらよいのやら・・と途方に暮れているという声も聞こえます。

 実はあるあるだったりします(笑)そんな方には、まず自分の会社(工場)が出している”エネルギー使用量”を把握していくことからスタートしてもらっています。
 ポイントとしては、全体のエネルギー使用量を把握してから、エネルギー使用量の多い時期や設備を探っていきます。そこを見つけて、削減する方法を検討していきましょう。

――― まずはエネルギー使用量の把握から、よくわかりました!でも、やっぱり不安が・・・

 最初の一歩は踏み出しづらいですよね。こちらに取組手順フローチャートを準備しました。すぐに分かるデータも多いので、まずエネルギー使用量を把握いただいて、「うちの会社もやってみよう!」となったら相談窓口にお電話してみてください。

ぜひ相談窓口へご相談ください

4.推し策へのアツい想い、語らせてください

――― 木山室長にとってのカーボンニュートラルとはなんでしょうか

 カーボンニュートラルはあくまで国の施策の一つではありますが、私にとっては”未来のこどもたちへの投資”でもあると考えています。
 カーボンニュートラルの説明をすると、「何のためにやる必要があるのか。」と言われたこともあります。一方で、カーボンニュートラル税制を活用された方には「カーボンニュートラルは取引上の条件だと思っていたが、人類全体の課題だ。カーボンニュートラルは、自分の子ども達や次の世代に今の地球環境を残すためにやらなきゃいけないことだ。」と気づいていただけました。

未来のこどもたちのため、カーボンニュートラルを推したい

 カーボンニュートラルは、ひとりひとりが未来のために考えていかなければいけない大きなテーマなんです。未来へつなげていく、私にとっての”推し策”です。より多くの人たちにこの記事でカーボンニュートラルのことを知ってもらえたら、我が家のおもちちゃんもよろこびます(笑)

おもちちゃんが生きる未来にもカーボンニュートラルは大事

5.もっと知りたい方へ

★【4万再生突破!】2050年カーボンニュートラルどうやって実現する?(経済産業省 公式YouTubeチャンネル)


ものづくり企業のみなさまへ!カーボンニュートラル取組手引書
(当局ウェブサイト)

(クリックで手引書 詳細へ)


中部発!カーボンニュートラル取組事例のご紹介 (当局ウェブサイト)

(クリックで事例集へ)

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